Insurance vs Self-Pay
保険診療は、治療内容ごとに国が定めた報酬(価格)が決まっています。医院経営を維持しながら質の高い医療を提供するには、厳しい制約の中でやりくりをする必要があります。
決められた時間内で治療を終える必要があるため、一人の患者さんにかけられる時間は限られます。
認められた必要最小限の工程で治療を進める必要があります。
使用できる材料は国が認めたものに限られ、より精密で耐久性の高い最新の材料は使えない場合があります。
もちろん、日本の歯科医師は非常に真面目で、多くがこの厳しい制約の中でも、自身の知識と技術を最大限に活かし、最善を尽くそうと日々努力しています。
一方で、自費診療には保険診療で定められた時間・工程・材料の制約が少なくなります。
一人の患者さんのためだけに十分な時間を確保し、丁寧で精密な治療を行うことができます。
治療の精度を高めるために必要なあらゆる工程を、省略せずに行うことができます。
現在利用できる材料の中から、審美性・耐久性・身体への優しさなどを考慮し、適した材料を選択できます。
被せ物や詰め物を作る歯科技工士も、技術力の高い信頼できるパートナーに依頼することができます。
材料の違いももちろんありますが、それ以上に「一人の患者さんに対し、どれだけ丁寧に時間をかけ、妥協せず丁寧に処置を行えるか」という点が、保険診療と自費診療の最も大きな違いであり、治療の精度や予後(治療後の経過)を大きく左右します。
当院では、初回の診査後に保険診療と自費診療それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者さんご自身に選んでいただく形をとっています。